YouTube運用代行の報告書に載せる項目テンプレート|クライアントに伝わる12項目【2026】
YouTube運用代行の報告書に「何を、どの順番で載せればいいか」の答えです。そのままコピーして使える12項目のテンプレートを、項目一覧の表 → 各項目の意味 → その数字をYouTubeのどこで取るかの順で載せています。ExcelでもGoogleスプレッドシートでもスライドでも、この12項目をこの順に並べれば報告書は成立します。
【一覧表】報告書に載せる12項目
まず結論です。この12項目をこの順番で並べれば、クライアントに「で、結局どうだったの?」と聞き返されない報告書になります。表をそのままコピーして、報告書の目次にしてください。
| No | 項目 | 何を書くか | どこで数字を取るか |
|---|---|---|---|
| 1 | 表紙(対象期間・チャンネル名・作成日) | 「2026年6月1日〜6月30日/◯◯チャンネル」と期間を明記 | — |
| 2 | 今月のまとめ(結論3行) | 伸びた点・落ちた点・来月やることを各1行 | —(自分で書く) |
| 3 | 視聴回数 | 期間中に動画が再生された合計回数と前月比 | アナリティクス > 概要 |
| 4 | 総再生時間 | 視聴された時間の合計(時間)と前月比 | アナリティクス > 概要 |
| 5 | チャンネル登録者の増減 | 増えた数・減った数・純増と、期末の総登録者数 | アナリティクス > 概要 |
| 6 | インプレッション(表示回数) | サムネイルがユーザーの画面に表示された回数 | アナリティクス > コンテンツ |
| 7 | クリック率(CTR) | 表示されたサムネイルがクリックされた割合(%) | アナリティクス > コンテンツ |
| 8 | 平均視聴時間・視聴維持率 | 1回の再生で何分見られたか/何%まで見られたか | アナリティクス > コンテンツ |
| 9 | 投稿本数と投稿一覧 | 今月出した本数・投稿日・タイトル(実施報告) | コンテンツ(動画一覧) |
| 10 | 動画別ランキング | 伸びた動画TOP3と伸びなかった動画3本、その理由 | アナリティクス > コンテンツ |
| 11 | 流入経路(トラフィックソース) | 検索・関連動画・ブラウジング機能など、どこから見られたか | アナリティクス > コンテンツ > トラフィックソース |
| 12 | 来月の改善アクション(3つ) | 数字の根拠付きで「次に何をするか」を3つ | —(自分で書く) |
大事なのは順番です。「2. 今月のまとめ」を先頭に置くのが最重要ポイント。数字を延々並べてから最後に結論を書く報告書は、忙しいクライアントほど読み飛ばします。結論を先、根拠の数字を後ろ。これだけで伝わり方が変わります。
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専門用語が出てくる項目もあるので、クライアントが読んでも意味が分かる言い方とセットで説明します。報告書には数字だけでなく、この「一言の説明」も添えてください。
1. 表紙(対象期間・チャンネル名・作成日)
意外と抜けやすいのが対象期間です。「6月分」ではなく「2026年6月1日〜6月30日」と書きます。後から見返したときに何月の数字か分からない報告書は、資料として使えません。作成日も入れておくと、修正版を出したときにどちらが新しいか判別できます。
2. 今月のまとめ(結論3行)
報告書でいちばん読まれるのがここです。次の3行だけで構いません。
数字と、次の行動をセットにするのがコツです。「頑張りました」「順調です」といった数字のない感想は書かないでください。
3. 視聴回数
期間中に動画が再生された合計回数です。必ず前月の数字を横に並べて、増減と増減率も書きます。単月の数字だけでは「多いのか少ないのか」がクライアントに判断できません。
4. 総再生時間
視聴された時間の合計(単位は「時間」)です。視聴回数が増えても総再生時間が伸びていなければ、「開かれてはいるが、すぐ離脱されている」ということ。この2つはセットで見ます。
5. チャンネル登録者の増減
「増えた数」「減った数」「差し引きの純増」「期末時点の総登録者数」の4つを書きます。純増だけを書くと、登録解除がどれだけ発生しているかが見えなくなります。解除が急に増えた月は、投稿内容が普段の視聴者とズレたサインです。
6. インプレッション(表示回数)
インプレッション=サムネイルがユーザーの画面に表示された回数です。「何人に見つけてもらえたか」の指標。これが少ない月は、そもそも露出が足りていません。報告書には「表示回数(インプレッション)」と両方書くと親切です。
7. クリック率(CTR)
表示されたサムネイルのうち、実際にクリックされた割合です。サムネイルとタイトルの通信簿と説明すると伝わります。インプレッションが多いのにクリック率が低ければ、サムネイル・タイトルの改善が次の打ち手だと言い切れます。
8. 平均視聴時間・視聴維持率
平均視聴時間は「1回の再生で何分見られたか」、視聴維持率は「動画全体の何%まで見続けられたか」です。クリック率が動画の入口の指標なら、視聴維持率は中身の指標。この2つを並べると「入口が悪いのか、中身が悪いのか」を切り分けて報告できます。
9. 投稿本数と投稿一覧
数字の話だけでなく、「今月これだけ働きました」という実施報告でもあります。運用代行では契約本数を満たしているかの証跡になるので、投稿日・タイトル・動画の種類(通常動画/ショート)まで一覧にしておきます。
10. 動画別ランキング
伸びた動画TOP3と、伸びなかった動画3本。それぞれに「なぜそうなったか」の一言を必ず添えます。「ランキングを貼っただけ」の報告書はクライアントに何も残りません。「TOP1の動画はサムネに数字を入れていた」といった共通点まで書けると、次の企画に直結します。
11. 流入経路(トラフィックソース)
視聴者がどこから動画にたどり着いたかの内訳です。主に次の3つを見ます。
- YouTube検索:キーワードで探して来た人。増えていれば、狙ったテーマが検索に引っかかっている証拠。
- 関連動画(次の動画):他の動画の横に出て来た人。ここが多いチャンネルは伸びやすい。
- ブラウジング機能:トップ画面や登録チャンネル欄から来た人。既存ファンの動きが分かる。
この内訳が分かると、「検索狙いの企画を増やすべきか、ファン向けを増やすべきか」を数字で提案できます。
12. 来月の改善アクション(3つ)
報告書の価値はここで決まります。必ず「どの数字を見てそう判断したか」の根拠付きで書いてください。
3つより多いと実行されません。3つに絞るのがコツです。
コピーして使える|報告書の骨組みテンプレート
下のテキストをそのままコピーして、◯の部分を埋めれば報告書が1本できます。ExcelでもGoogleドキュメントでもスライドでも同じ構成で使えます。
余裕があれば足したい項目(12項目の外側)
12項目で十分ですが、契約内容や相手によっては次を足すと喜ばれます。ただし増やしすぎると読まれなくなるので、必要なものだけにしてください。
| 追加項目 | 入れるとよい場面 | どこで数字を取るか |
|---|---|---|
| 視聴者の年齢・性別 | ターゲット層とズレていないか確認したいとき | アナリティクス > 視聴者 |
| 視聴者の地域 | 店舗ビジネスで商圏を確認したいとき | アナリティクス > 視聴者 |
| 新規視聴者とリピーターの比率 | ファンが育っているか見たいとき | アナリティクス > 視聴者 |
| コメント数・高評価数 | 反応の質を報告したいとき | アナリティクス > エンゲージメント |
| 問い合わせ・予約などの成果 | YouTube以外の成果まで契約に含まれるとき | クライアント側の実数を共有してもらう |
正直な話|この12項目を毎月手で集めると1〜2時間かかります
テンプレートがあっても、数字を集める作業そのものは消えません。YouTube Studioのアナリティクスを開き、概要タブで3つ、コンテンツタブで4つ、トラフィックソースを開いて内訳をメモし、先月の報告書を開いて差を計算し、動画別に並べ替えてTOP3を拾う——ここまでで、慣れていても1チャンネルあたり1〜2時間はかかります。担当チャンネルが5本あれば、それだけで丸1日が消えます。
対策は3つです。
- フォーマットを固定する:毎月同じ枠を埋めるだけにすれば、迷う時間がなくなります(この記事のテンプレートがそれです)。
- 項目を増やしすぎない:12項目に絞る。全部載せは作る側も読む側も損をします。
- 集計を自動化する:YouTubeのアカウントを連携して、数字の取得・前月比・動画別ランキングまで自動で出すツールを使う。
どの方法が自分に合うかは、YouTubeレポート作成を自動化する4つの方法を比較で、手間・中身・費用を表にして比べています。外注・標準機能・専用ツールのどれを選ぶか迷っている方は、あわせて読んでみてください。
YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)で埋まる項目
できること:YouTubeのアカウントを連携すると、上の12項目のうち「数字を集める部分」が自動でそろいます。視聴回数・総再生時間・登録者の増減・クリック率・視聴維持率・動画別ランキング・前月比まで画面に出るので、あなたは「今月のまとめ」と「来月のアクション」を書くだけになります。数値を見るだけなら無料(¥0・カード不要)で始められ、AIによる気づき分析や提出用のPDF・CSV出力が必要になったら有料プラン(ベーシック 月2,980円/ライト 月9,800円/スタンダード 月19,800円)に上げられます。料金は月額のみで、標準プランに初期構築費はありません。
注意点:標準プランは数値の更新が月1回で、毎月の振り返りに合わせた設計です。毎日の更新や、任意の期間を指定した集計が必要な場合はオプション(都度更新 +月5,000円/期間指定 +月3,000円)で対応できます。自社仕様での構築が必要な場合はカスタム(個別見積り・別料金)になります。
よくある質問
報告書は何項目くらいが適切ですか?
12項目前後が目安です。数値だけを大量に並べると読まれません。結論・全体の数字・動画別・流入経路・来月のアクションの5ブロックに整理すれば、A4で2〜3枚に収まります。
数字はどこで取れますか?
ほとんどはYouTube Studioのアナリティクスから取れます。視聴回数・総再生時間・登録者は「概要」タブ、インプレッション・クリック率・視聴維持率・流入経路は「コンテンツ」タブ、年齢や地域は「視聴者」タブです。
報告書は毎回手作業で作らないといけませんか?
いいえ。YouTubeのアカウントを連携して集計・前月比・動画別ランキングまで自動で出す専用ツールを使えば、コピー&貼り付けの作業はほぼなくなります。浮いた時間は、企画やサムネイル改善など成果に直結する作業に回せます。
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