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クリニックのYouTube効果測定|集患につながる数値の見方と毎月の振り返り方

公開日:2026年7月13日 / カテゴリ:指標の見方

クリニックでYouTubeを始めたものの、「再生数は増えたけれど、これが集患につながっているのか分からない」という声はとても多いです。この記事では、クリニックがYouTubeの効果測定で見るべき数値と、その数値をどう解釈し、毎月どう振り返るかを、具体的な指標と表で整理します。医療広告のルール上、効果を保証する表現はできませんが、「どの数字を、どう見て、次にどう改善のヒントを出すか」は誰でも同じ手順で進められます。

1. クリニックがまず見るべき3つの指標

指標はたくさんありますが、最初から全部を追う必要はありません。クリニックの動画でまず押さえるべきは次の3つです。それぞれ「何が分かるか」をセットで覚えると、数字が意味を持ちはじめます。

指標何を表すかクリニックでの見方
再生数 その動画がどれだけ見られたか(認知の広がり) 症状名・治療名で検索されて届いているか。伸びた動画のテーマは需要が高いサイン
視聴維持率 動画がどこまで見続けられたか(内容がどれだけ刺さったか) 途中で離脱が多い箇所=説明が長い・専門用語が多いなど、改善の手がかりになる
流入元(トラフィックソース) 視聴者がどこから来たか(検索・関連動画・外部リンクなど) 検索流入が多ければ「悩みを持つ人」に届いている可能性が高い

視聴維持率は「動画がどこまで見続けられたか」を%で表した数字、流入元は「視聴者がどの経路でその動画にたどり着いたか」を示す内訳です。まずはこの3つを毎月確認するところから始めましょう。

あわせて、余裕が出てきたら次の数値も見ておくと、動画の「入口」の強さが分かります。

2. 集患の観点で数値をどう解釈するか

ここが一番のポイントです。再生数が多い=集患できている、とは限りません。クリニックの場合、「不特定多数にたくさん見られる」より、「来院しうる人(近隣・その悩みを持つ人)に届いているか」のほうが重要だからです。数値は次のように読み替えると、集患の観点で意味が見えてきます。

見えている数値集患の観点での解釈のしかた
再生数は多いが、視聴維持率が低い タイトルやサムネで期待を持たせたが中身が合っていない可能性。冒頭で結論を先に伝えると改善しやすい
再生数は少ないが、視聴維持率が高い 届いている人には深く刺さっている状態。テーマは良いので、タイトル・サムネで入口を広げると伸びやすい
検索からの流入が多い 「症状・治療を調べている人」に届いている=来院検討層に近い。クリニックにとって価値の高い流入
特定の動画から登録・再訪が増えている その動画がチャンネルの「入口」。似たテーマを増やすと、悩みを持つ層を継続的に集めやすい

大事なのは、YouTube単体の数値は「認知・興味の段階」までしか表さないという前提です。実際に予約・来院につながったかは、予約フォームの流入元・Googleビジネスプロフィールの経路検索・問診時の「何で知ったか」アンケートなど、来院側の記録と突き合わせて初めて見えてきます。YouTubeの数値は「入口がうまく機能しているか」を測る道具、と位置づけると迷いません。

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3. 毎月の振り返りテンプレート

効果測定は「毎月同じ形で振り返る」ことで初めて比較ができます。思いついたときに数字を眺めるだけでは、良くなったのか分かりません。下のテンプレを毎月うめるだけで、振り返りの型ができます。

項目今月前月比気づき・次の一手
再生数(合計)___回+/-___%伸びた/落ちたテーマは?
視聴維持率(平均)___%+/-___pt離脱が多かった箇所は?
検索流入の割合___%+/-___ptどの検索語で届いた?
クリック率(平均)___%+/-___ptサムネ・タイトルの改善余地は?
登録者の増減+___人入口になった動画は?
来院側の記録(任意)予約経路などYouTube経由の来院/問い合わせは?

ポイントは、数値を書くだけで終わらせず「気づき・次の一手」まで必ず言葉にすることです。ここが空欄だと、翌月に活かせません。最初は1〜2行のメモで十分です。「維持率が落ちた→説明が長かったので次は要点を先に」といった、小さな仮説の積み重ねが動画を育てます。

4. 毎月の集計を自動化する|YT分析ツール

ここまでの振り返りを手作業でやると、YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)のような専用ツールを使わない場合、YouTube Studioを開いて再生数・視聴維持率・流入元を1つずつ表に転記し、前月と比べる作業が毎月発生します。動画やチャンネルが増えるほど、この集計だけで時間が消えていきます

YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)は、そのYouTube Studioの数字を毎月自動でまとめてくれるウェブアプリです。動画別ランキング・前月比・クリック率・視聴維持率が画面にそろい、有料プランでは「なぜ落ちたか・どう直すか」までAIが言葉にした改善コメントも出ます。上の振り返りテンプレの多くを、集計の手間なく用意できます。

YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)

メリット:YouTube Studioの数字を毎月自動でまとめるので集計の手間がほぼゼロ。動画別の良し悪し・前月比・AIの改善コメントまで画面で見られ、院内の共有や運用の見直しにそのまま使えます数値を見るだけなら無料(¥0・カード不要)で始められ、有料は月額のみ(初期構築費なし)です。

デメリット:標準プランは数値の更新が月に1回で、毎月の振り返り向けです。毎日更新したい、特定の期間だけを見たい、といった要望は個別カスタマイズ(カスタムプラン)で対応できます。また、YouTube側の数値が中心のため、来院や予約の記録は別途つき合わせる前提です。

料金は無料(¥0)から始められ、必要に応じて有料に上げられます。目安は次のとおりです。

プラン月額向いているクリニック
無料¥0(ずっと無料・カード不要)まず自院の数字を見てみたい
ベーシック¥2,980/月一歩先まで(前月比・維持率・CTR詳細・AI分析)分析したい
ライト(おすすめ)¥9,800/月院内提出・共有用の出力までしっかり使いたい
スタンダード¥19,800/月複数チャンネルを本格運用する
カスタム個別見積り更新頻度・出力・要件を自院仕様にしたい

※課金は1チャンネル単位です。標準プラン(無料〜スタンダード)は月額のみで初期構築費はかかりません(構築費が発生するのは、自院仕様で作り込むカスタムのみ)。

5. まとめ

クリニックのYouTube効果測定は、再生数・視聴維持率・流入元の3つから始め、「来院しうる人に届いているか」という観点で数値を読み替えるのがコツです。そして毎月同じテンプレで振り返り、「気づき・次の一手」まで言葉にすることで、動画が少しずつ育っていきます。集計そのものに時間を取られないよう、数値を見る部分は無料のツールにまかせて、「考える・改善する」時間に集中するのがおすすめです。

よくある質問

Q. クリニックのYouTubeで、まず何の数値を見ればいいですか?

A. 再生数・視聴維持率・流入元の3つから始めるのがおすすめです。再生数で認知の広がり、視聴維持率で内容が最後まで見られているか、流入元で検索・関連動画・外部リンクのどこが効いているかがわかります。

Q. YouTubeの数値だけで集患効果はわかりますか?

A. YouTube単体の数値は「認知・興味の段階」を表します。実際の来院や予約につながったかは、予約フォーム・Googleビジネスプロフィール・問診時のアンケートなど、来院側の記録と合わせて見るのが現実的です。

Q. 毎月の集計はどれくらい手間がかかりますか?

A. 手作業だとYouTube Studioを開いて数字を1つずつ表に転記し、前月と比べる作業が発生します。動画やチャンネルが増えるほど時間がかかるため、専用ツールで自動集計する方法もあります。

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