YouTubeレポートの作り方|企業のYouTube担当者が毎月見るべき項目と効率化のコツ
企業やクリニックでYouTubeを担当していると、毎月「今月はどうだったか」を社内や上司に報告する場面が来ます。そのときどの数字を見て、どうまとめて、どう振り返ればいいのかを、この記事で具体的に整理します。最初に毎月見るべき6つの指標を一覧表で示し、そのあと数字の見方・振り返りの型・集計をラクにするコツまで順番に解説します。初めての方でもそのまま使える内容です。
1. 毎月見るべき指標は、この6つ
YouTubeの数字は山ほどありますが、企業の担当者が毎月の報告で押さえるべきものは、まず次の6つで十分です。下の表をそのまま「毎月チェックする項目」として使ってください。
| 指標 | 何を表す数字か | 毎月見るときの目安 |
|---|---|---|
| 再生数 | 動画が何回再生されたか。チャンネルの勢いの基本 | 前月と比べて増減を見る |
| 総再生時間 | 視聴された時間の合計。長い動画や最後まで見られた動画が効く | 再生数とセットで伸びているか |
| チャンネル登録者の増減 | 今月「増えた人−減った人」。ファンが増えているかの指標 | 純増がプラスを保てているか |
| クリック率(サムネ・タイトルがどれだけクリックされたか) | 表示された人のうち何%が動画を開いたか | 低いならサムネ・タイトルに課題 |
| 視聴維持率(動画がどこまで見続けられたか) | 動画の中身が最後まで見られているか | 低いなら動画の構成・尺に課題 |
| 流入元(トラフィックソース=視聴者がどこから来たか) | 検索・関連動画・ホームなど、どの経路で見られたか | 検索や関連動画の比率が伸びると安定する |
この6つを毎月、前月と並べて見るだけで、チャンネルが今どういう状態かはほぼ説明できます。まずはここから始めましょう。
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ツールを利用する(無料登録) デモ画面を見る 見積もりを自動計算する2. 指標ごとの「見方」と改善の着眼点
数字は出すだけでは意味がありません。「だから次に何をするか」まで言えると、報告の価値が一気に上がります。指標ごとに、つまずきやすいポイントと打ち手を整理します。
クリック率が低いとき
動画は表示されているのに開かれていない状態です。サムネイルの文字が小さい・タイトルが内容と合っていないことが多い原因。サムネの文字を大きく、タイトルは「誰の・何の役に立つか」を一言で入れ直すだけで改善することがよくあります。
視聴維持率が低いとき
開かれてはいるが、途中で離脱されている状態です。最初の30秒で結論や見どころを伝えられていないケースが大半。冒頭で「この動画で何がわかるか」を先に言う、間延びした箇所をカットする、といった編集で持ち直します。
登録者が増えないとき
再生はされているのに登録に至らない場合、動画の終わりに「チャンネル登録するとこんな動画が届く」という案内が弱いことが多いです。終盤にメリットを添えた登録の呼びかけを入れると変わります。
流入元が「ホーム」や「ブラウジング」に偏っているとき
YouTube側のおすすめ表示頼みで、検索からの安定した流入が少ない状態です。タイトルや説明文に、視聴者が実際に検索しそうな言葉を入れると、検索流入が育って数字が安定しやすくなります。
3. 毎月の「振り返りの型」をつくる
毎月ゼロから考えると時間がかかります。同じ型でまとめると、作る側もラクになり、見る側も比較しやすくなります。おすすめは次の3点セットです。
- 前月比サマリー:再生数・総再生時間・登録者増減を「先月 → 今月(増減)」で1行ずつ。増減の矢印が一目でわかる形にする。
- 動画別ランキング:今月よく見られた動画を上位から並べ、再生数・クリック率・視聴維持率を横に添える。伸びた動画の共通点を1〜2行コメントする。
- 来月の打ち手:上の2つから導いた「次にやること」を箇条書きで2〜3個。報告を「結果」で終わらせず「次の行動」で締める。
この型を毎月使い回せば、報告資料づくりが「数字を当てはめるだけ」になります。
4. 現実的な課題は「集計と転記の手間」
ここまでは理想の話。実際にやってみると、いちばん大変なのは分析ではなく数字を集めて表に貼り付ける単純作業です。YouTube Studioを開いて、再生数をコピーして表に貼って、登録者をコピーして貼って、先月の表を横に並べて……をチャンネルの数だけ繰り返すことになります。
担当チャンネルが1つなら何とかなりますが、複数チャンネルを毎月まとめる立場だと、この転記作業だけで半日〜1日が消えます。しかも手作業なので、数字の見間違いや貼り間違いも起きます。
「自分で関数を組んで自動化すればいいのでは」と思うかもしれませんが、YouTubeのデータを引っ張る仕組みを自前で組むのは結局かなりの手間で、メンテナンスも続きます。毎月使う前提なら、最初から専用ツールに任せたほうがラクというのが現実的な結論です。
5. YT分析ツールで集計を自動化する
YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)は、ここまで挙げた「毎月見るべき項目」をまとめて自動で出力するウェブアプリです。YouTube Studioの数字を手でコピーする作業をなくし、そのまま社内やクライアントに共有できる形のYouTube分析レポートを画面で確認できます。
出力される項目は、毎月の報告に必要なものをほぼ網羅しています(実装済みの出力シート)。
| 出力項目 | 中身 |
|---|---|
| 月次サマリー | 再生数・総再生時間・登録者増減などの全体像 |
| 前月比較 | 主要数値を先月と並べて増減を表示 |
| 動画別ランキング | よく見られた動画を上位から一覧(標準で上位10本) |
| 視聴維持率 | 上位動画がどこまで見られているか(標準で上位3本) |
| インプレッション・クリック率 | 表示回数とクリック率 |
| 流入元 | 検索・関連動画・ホームなどの内訳 |
| 視聴者属性/地域別/デバイス別 | 年齢・性別、国・地域、視聴端末の内訳 |
| 新規vsリピーター | 初めて見た人とリピーターの割合 |
| AI分析コメント | 数字をもとにした改善の気づきを自動でコメント |
料金は無料プランなら月額0円から始められます。有料はベーシック月2,980円〜、項目の多いライトプランは月9,800円、スタンダードは月19,800円です(いずれも税抜)。毎月の数値更新は月1回で、毎月の振り返り向けの設計です。
正直なデメリットと、その解決策
デメリット:標準プランは数値の更新が月に1回のため、「今日の数字を毎日見たい」「特定の期間だけを切り出して見たい」用途には標準のままでは向きません。
解決策:都度更新や期間指定が必要な場合は、オプション・個別カスタマイズで対応できます。日次で見たい・特定キャンペーン期間だけ見たい、といった要望は見積もり時にご相談ください。
6. よくある質問(FAQ)
Q. YouTubeのレポートで、最低限見るべき項目はどれですか?
A. 再生数・総再生時間・チャンネル登録者の増減・クリック率・視聴維持率・流入元の6つです。まずこれを前月と並べて見れば、チャンネルの状態は説明できます。
Q. クリック率と視聴維持率は何が違うのですか?
A. クリック率は「サムネ・タイトルがどれだけクリックされたか」、視聴維持率は「動画がどこまで見続けられたか」です。クリック率が低ければサムネ・タイトル、視聴維持率が低ければ動画の中身を直すのが基本です。
Q. 集計の手間を減らすにはどうすればいいですか?
A. YouTube Studioから毎月コピー&貼り付けしている作業は、専用ツールで自動化できます。YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)なら、動画別ランキングや前月比、AIの改善コメントまで画面でそのまま確認でき、社内やクライアントに共有できます。
Q. 複数チャンネルをまとめて見られますか?
A. はい。チャンネル単位の契約で、担当チャンネルが増えても同じ画面でまとめて確認できます。料金は1チャンネルごとの加算で、見積もりシミュレーターで自動計算できます。
7. まとめ
企業のYouTube担当者が毎月見るべきは、再生数・総再生時間・登録者増減・クリック率・視聴維持率・流入元の6つ。これを前月比・動画別ランキング・来月の打ち手という型でまとめれば、報告資料は毎月「数字を当てはめるだけ」になります。いちばんの負担である集計・転記は、専用ツールで自動化するのが現実的です。まずはデモで実際の画面を見て、自分の運用に合うか確かめてみてください。
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