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YouTubeアナリティクスのCSVエクスポート手順と、CSVでは分からないこと【2026】

公開日:2026年7月20日 / カテゴリ:使い方・手順

YouTubeの再生数や登録者の数字を、表計算ソフトに取り込んでまとめたい——そんなときに使うのがCSVエクスポート(数値をファイルとして書き出す機能)です。この記事では、パソコンからCSVを書き出す手順を順番に説明したうえで、CSVを開いたあとに必ず残る作業と、CSVだけでは絶対に分からないことを正直にまとめます。

そもそもCSVとは? 何ができるファイルなのか

CSVとは、数値や文字がカンマ区切りで並んだだけの、いちばんシンプルな表形式のファイルです。ExcelやGoogleスプレッドシートで開けば、そのまま表として扱えます。

YouTubeアナリティクス(YouTube Studioの中にある、チャンネルの数字を見る画面)からCSVを書き出すと、画面に表示されている数値をそのままファイルとして手元に持ってこられます。「画面で見るだけ」から「自分の資料に貼り付けて加工する」に進みたいときに使う機能だと考えてください。

CSVで書き出せる主なもの

書き出せるもの中身の例よくある使い道
チャンネル全体の推移日ごと・月ごとの表示回数、総再生時間、登録者の増減報告資料のグラフのもとにする
動画ごとの数値動画別の表示回数、平均視聴時間、クリック率などどの動画が伸びたかを並べ替える
視聴者の内訳どこから来たか(トラフィックソース)、地域、端末など流入経路の傾向を見る

クリック率=サムネイル・タイトルが表示されたうち、どれくらいクリックされたか。視聴維持率=動画がどこまで見続けられたか。どちらも改善の判断に使う重要な数字です。

CSVエクスポートの手順(パソコンから)

CSVの書き出しはパソコンのブラウザから行うのが確実です。スマホのYouTube Studioアプリは数値を見ることが中心のため、書き出しをしたいときはパソコンを開いてください。

手順1:YouTube Studioを開く

ブラウザで studio.youtube.com にアクセスし、対象チャンネルのGoogleアカウントでログインします。複数チャンネルを持っている場合は、右上のアカウントアイコンから、書き出したいチャンネルに切り替わっているか必ず確認してください。ここを間違えると、別チャンネルの数字を書き出してしまいます。

手順2:アナリティクスの画面を開く

左側のメニューから「アナリティクス」を選びます。チャンネル全体の数値を書き出したい場合はこの画面のまま、特定の動画だけを書き出したい場合は、先にコンテンツ一覧から動画を選んでからアナリティクスを開きます。

手順3:期間とタブを決める

CSVには「いま画面に表示されている条件の数値」が書き出されます。そのため、書き出す前に期間(過去28日/過去90日/カスタムの期間指定など)と、見たい内容のタブ(概要・コンテンツ・視聴者など)を先に選んでおきます。ここを決めずに書き出すと、欲しい数字が入っていないファイルができあがります。

手順4:エクスポートして保存する

画面の右上にあるエクスポート(書き出し)のアイコンから、保存形式を選びます。表計算ソフトで加工したいならCSV形式、そのまま人に見せるだけならスプレッドシート形式が扱いやすいです。選ぶとダウンロードが始まります。

画面に複数の表が含まれていると、まとめてZIP(圧縮ファイル)で届くことがあります。その場合はZIPを解凍すると、中に複数のCSVが入っています。「1つのファイルが来ると思ったのに開けない」というときは、まず解凍してみてください。

CSVが文字化けしたときの対処

ExcelでCSVをダブルクリックして開くと、日本語が「譁�ュ怜喧縺�」のように崩れることがあります。これはファイルの文字コードとExcelの読み込み設定が合っていないだけで、データが壊れているわけではありません

そもそも「書き出して整える」作業ごと、なくせます

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CSVを書き出したあとに、必ず残る3つの作業

CSVは「数値を手元に持ってくる」ところまでを担当してくれます。その先の作業は、全部こちらの手作業です。実際にやってみると、次の3つが毎回のしかかります。

1. 毎月おなじ操作を、チャンネルの数だけ繰り返す

ログイン → チャンネル切り替え → 期間指定 → タブ選択 → 書き出し → 解凍 → 文字化け対処。1チャンネルあたり数分でも、5チャンネルあれば毎月それを5回。翌月も、その翌月も同じ手順を踏みます。自動化されているのは「数字を集める部分」だけで、操作そのものは手作業のままです。

2. 前月と比べるのは、自分で計算する必要がある

CSVに入っているのは「指定した期間の数値」だけです。「先月より表示回数が何%増えたか」を出したければ、先月分のCSVも別に書き出して、横に並べて、増減の式を自分で組むことになります。報告で本当に見たいのは増減のほうなのに、そこはファイルに入っていません。

3. 見せる形に整えるのは、ゼロからの作業

書き出したままのCSVは、列名が並んだ素の表です。クライアントや社内に出すなら、並べ替え・不要な列の削除・グラフ作成・コメント記入が要ります。ここが毎月いちばん時間を食う部分で、しかも手作業なのでコピー間違いも起こります

もっと根本的な問題:CSVには「なぜ」が入っていない

手間の話以上に大きいのが、こちらです。CSVから読み取れるのは「何が起きたか」までで、「なぜ起きたか」「次に何をすべきか」は入っていません

つまりCSVエクスポートは、分析の「入口」であって「分析そのもの」ではありません。ここを分けて考えておかないと、「毎月ちゃんと書き出しているのに、チャンネルが良くなっている実感がない」という状態になります。

CSV手作業と、専用ツールを使う場合の違い

やることCSVを手で書き出す場合YT分析ツール(ワークウェルのYouTube分析ツール)
数値を集める毎月ログインして手で書き出す自動
前月と比べる先月分も書き出して自分で計算自動で前月比を表示(有料プラン)
動画ごとの良し悪し自分で並べ替え・順位づけ動画別ランキングを自動表示
クリック率・視聴維持率該当タブを別途書き出して結合同じ画面にまとめて表示(有料プラン)
なぜ・どう直すか入っていない(自分で考える)AIによる気づきと改善コメント(有料プラン)
共有できる形にする整形・グラフ作成を毎月そのまま見せられる画面/PDF・CSV出力(有料プラン)
費用無料(ただし毎月の作業時間がかかる)無料(¥0・カード不要)から/有料は月2,980円〜

数値をただ見るだけなら、無料プラン(¥0・ずっと無料・クレジットカード不要)で足ります。「なぜそうなったか」「どう直すか」まで欲しくなったところから有料、という考え方です。

デメリットも正直に書きます。標準プランの数値更新は月1回で、毎月の振り返りに向いた設計です。毎日更新したい・特定の期間だけ切り出したい場合は、有料オプション(都度更新/期間指定)または個別のカスタマイズで対応します。また、無料プランには広告が表示され、分析履歴は直近1回分、PDF・CSV出力は有料プランからとなります。

ほかの方法(YouTube Studio手作業・外注など)も含めて全体を見比べたい方は、YouTubeレポート作成を自動化する4つの方法を比較で、手間・中身・費用の3軸でまとめています。あわせて読むと選びやすくなります。

結論:CSVを使うべき人/自動化したほうがいい人

CSVエクスポートで足りる人

1チャンネルだけを自分用に見ている/数値を自分の独自フォーマットに取り込んで細かく加工したい/書き出しが年に数回しか発生しない。この場合は、無料のCSVエクスポートで十分です。

自動化を考えたほうがいい人

毎月・複数チャンネル分をまとめている/クライアントや社内に報告する義務がある/数字は出しているのに改善の打ち手が出てこない。この場合、書き出し作業そのものが毎月の固定コストになっています。まず無料で試して、手元の作業がどれだけ消えるかを確かめるのが早いです。

よくある質問

Q. スマホからCSVを書き出せますか?

A. パソコンのブラウザからYouTube Studioを開いて操作するのが確実です。スマホアプリは数値の確認が中心のため、書き出したいときはパソコンから行ってください。

Q. ダウンロードしたらZIPになりました。

A. 画面に複数の表が含まれていると、それぞれが別のCSVとして書き出され、まとめてZIPで届くことがあります。解凍すると中に複数のCSVが入っています。

Q. CSVがあれば「分析」はできますか?

A. CSVは数値の書き出しであって、分析ではありません。前月比・動画ごとの順位づけ・原因の切り分けは、受け取ったあとに自分で組み立てる必要があります。そこまで自動でやってほしい場合は、専用ツールの利用が向いています。

Q. 無料プランだけでも使えますか?

A. はい。無料プラン(¥0・カード不要)で基本の数値とグラフを見られます。AIの気づき分析・前月比・クリック率の詳細・PDF/CSV出力は有料プラン(ベーシック 月2,980円〜)からです。

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